夜が終わってしまった。
カーテンの隙間から明るくなり始めた空が見える。
鳥がないている。
なんだか苦しいのと悲しいのが混ざって吐きそうだ。
ここ3日くらいまともな時間に眠れていない。
眠剤も効かないし、レタスも耐性がついた。
泣こうと思っていないのに、泣きたくないのに涙が出る。
普通に邪魔だ。前が見えない。早く止まってほしい。
さっき切った腕が鈍く痛い。動かすたびに少し痛む。
死は救済ではないけど、今より幸せかもしれない。
でも、多分、自殺する勇気はないから。どうせ1年後も生きてるんだろうな。
生死について頭で考えてはいけなかった。
そしてこの世に産まれてきたのが間違いだった。
今日も無駄に酸素と資源消費してごめんなさい。
朝日が目に滲みる。